失敗しないジーンズ選びとは (カスタム編)
ロケッツが作り出すセルビッチ付きのカスタムジーンズ(加工してあるジーンズのこと)は “わざとらさ”を徹底的に排除し、自然な風合い、色落ちを追求したハイクオリティなものです。 その為にあらゆる部分を出来る限り手作業で施してあります。 いかにも加工をしましたという感じがするジーンズはロケッツではNGです。 現在市場で売られている加工ジーンズは、ねじれてない物が多いですがマニアの方はねじれている物を選びましょう。(セルビッチの付いてないジーンズは特に気にしなくても良いでしょう。) シルエットについて オーセンティックなセルビッチ付きのカスタムジーンズの場合、シルエットは主に2種類です。 XXタイプといわれるやや太めで股上が深めの物と、66タイプといわれる普通の太さに浅めの股上の物とがあげられます。 ジーンズは自分の体型に合ったジーンズを選ぶことが重要です。 XXタイプはヒップハングのシルエットになっていますのでウエストの位置が腰履きとなります。 がっちりした人、スポーツ体型の人、普通の体型の人、でやや太めが好きな方ははXXタイプが良い でしょう。 66タイプは股上が浅めなので自然に履けばウエストの位置が腰になります。 平均的な体型の人、スリムな体型の人、普通の太さが好きな人はは66タイプが良いでしょう。 [ 若い方やセンスに自信のある大人の方へ]1〜2サイズアップして履いてもOKですが、腰履きもやりすぎはNGです。
ロケッツが作り出すセルビッチ付きのクラフトジーンズ(生生地ジーンズのこと)は ヴィンテージの生地を徹底的に解析し、デッドストック生地に忠実な糸番手(縦糸/緯糸)や打ち込み本数を忠実に再現したハイクオリティジーンズです。 ロケッツのオーセンチッククラフトジーンズ生地は、生生地で防縮加工をしてません。 これはヴィンテージの時代はまだ防縮加工が出来なかったからです。
洗うとねじれながら縮みます。それと同時に綿100%の糸で縫製されている事は必須です。 綿100%の糸は洗うと縮みます。これがパッカリング(ウネリ)を生み、山は擦れて谷は擦れない為 生地にアタリが出ます。 綿100%の糸で染色の堅牢度が低いと縫製糸の色が薄くなってきます。これがアジです。
[ヴィンテージレプリカのクラフトジーンズを購入する時の注意点] 1.生地は生生地の物を選びましょう。(生生地でないとねじれません。) 2.縫製糸は綿100%の糸もしくはコアスパン縫製してあるジーンズを選びましょう。(そうでないと縮みません。) 3.ピスネームは先染めのレーヨンの物を選びましょう。(先染めでないとねじれません。) 4.革パッチは防縮加工してない物を選びましょう。(生でないと縮みません。) 紙パッチのモデルはこの限りでは有りません。 5.ボタン関係の付属はなるべく鉄の物を選びましょう。(鉄は酸化します) 6.縫製糸は部分的に6番、8番といった太い糸が使われている方が嬉しいです。 腰帯下部は6番/8番のチェーンステッチで縫製してある事。 ポケット両サイド下部の本縫いと耳の内側の本縫い、モチダシ下部の本縫いは6番で縫製してある事。 左右の耳の縫い合わせ部分は(耳のアタリが出る部分の裏側)6番で縫製してある事。 こちらも綿100%は必須です! 大体これぐらいの部分をチェックして購入すれば失敗しないジーンズ選びができるはずです。 セルビッチ付きの生地を使っていても、現代的なデザインのジーンズはこの限りではありません。 ここではあくまでヴィンテージレプリカについての選択基準です。
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